インプラント・歯科・矯正歯科の医院「ソフィアデンタルクリニック」

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  • 2019/09/05 院長研修記

    2019年 歯科海外研修その2 part4

    スエーデンでのインプラントは小臼歯と前歯に関しては保険の範囲での診察となり、奥歯に関しては自己負担での診察となります。
    40年前からすべての患者さんのデータが閲覧可能になっており、どのように埋入後のインプラントが生体と調和しつつ口腔内で機能していくのか?その予後が実に見やすくなっています。そもそもインプラントはどのような生涯を送るのでしょう。インプラント周囲炎の発現頻度、予防、セルフケアはどのようにあるべきでしょう。

    基本的な考え方は天然歯における歯周病に対する考え方と同じです。シカゴ会議においてボーンロスの有無、ポケット6ミリ以上、インプラントの肩から3ミリ以上離れた骨頂であることがインプラント周囲炎の条件とされました。処置としてはフラップを開けてクリーニングして、あとは歯間ブラシでの清掃を心がければという簡単な術式です。

    現時点でスエーデンでとられている統計は、2003年以降インプラントを行った国民にたいしてアンケートを6年後に行い、うち返信が来た4716人中2765人に初期のインプラント周囲炎があり、うち596人を9年後にチェック。すると人単位では45%に、インプラント単位では25%に炎症が確認できました。

    このようにかなりの確率で起こるインプラント周囲炎ですが前述のようにコントロールするのはさほど難しくはありません。定期的メンテナンスを年に2から4回受けるだけで発現頻度は三分の一に下がります。ただ、歯周病に比較して進行が速いので早期発見早期治療に限ります。
    そうすることで一日でも長く口腔内で機能していくように大事にしていきたいものです。

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